弁護士 豊崎寿昌

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情報公開請求体験記

2001年08月28日

情報公開請求体験記

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私の所属する東弁若手政策集団「法友全期会」(以下「全期」という)の仲間と一緒に、法務省に情報公開請求に行って参りました(右は請求後、法務省前での記念撮影。右端が私です)。

と、言うより、写真中央にいる横山渡弁護士が「情報公開請求に行くぞ!」と声をかけたのに賛同して、野次馬のごとくくっついていっただけですが。本来は全期の企画であって、私が個人的に報告するのもどうかとは思いますが、全期のHPは未だ一般公開されていないようですので、勝手に報告しちゃいます。

情報公開法は本年4月に施行されたばかりのため、まだ私も請求したことがありません。で、今回は大挙して、何を請求しに行ったかというと………

裁判で証人尋問を行った際には、証人尋問調書が作成されます。裁判官はこの調書を見ながら判決を書きますから、弁護士は証人尋問後に弁論を行う際には当然この調書を見ながら主張を考えなければなりません。

ところが、こうした訴訟書類をコピーするには、裁判所内にある「財団法人司法協会」というところを使わないといけないという運用になっております。この司法協会のコピー代が、なんと1枚50円前後というべらぼうな値段なのです。

街のコピー屋さんが一枚8円という時代に、この非常識な値段です。1枚ではたった42円の違いも、1000枚では4万円の違いになってしまいます。依頼者がお金を出してくれる事件はまだしも、刑事の国選事件などは、必ず謄写費用が出るとは限らず、出る場合でも事件終了後の後払いです。謄写費用がもったいなくて、記録のコピーをけちっている弁護士も多数いるはずです。

どこからこの費用の違いが出るのでしょうか?司法協会の人件費としても高すぎるように思われます。そこで、横山弁護士が「司法協会に関する収支の資料を情報公開請求で開示させよう!」とぶちあげ、日頃不満を鬱積させた若手弁護士が大挙して、本日午後3時に法務省に集結したのでした。

開示請求に対する法務省のお役人の対応は非常に丁寧、と言うか暇な主人がたまに来た一見の客をもてなすように扱っていただきました。さてさて、結果はいかに(開示されるかどうかは30日以内に決定されます)。 

日時 :
2001年08月28日 23:24
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弁護士 豊崎 寿昌

(とよさき としあき)

弁護士 豊崎寿昌

  • 東京弁護士会所属
  • 由岐・豊崎・榎本法律事務所(東京・八丁堀1丁目)パートナー

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